膨張と個体。
どこから時間が生まれたんだろう。どこから曜日が生まれたんだろう。どこから働く義務が生まれて、遅刻することはいけないことで、溶け込めない人間を排除して、影で悪口を言って、その影も悪口を言われていて。8時間の拘束時間に上辺だけのコミュニティ。標的を作ることで一致団結して、あたかも自分たちが正義だと思い込んで捨てて、また居なくなれば標的を作っての繰り返し。私は無知だから、どこからそうなったのかが分からない。人間の歴史はとてつもなく長いのに同じことを繰り返しすぎている。
感覚が過敏になる。話し声が膨張して聞こえて目眩がする。紙を擦る音、テーブルを拭く音、笑い声、煩わしい、鬱陶しい、騒々しい。
皆同じ言葉を話して、同じ呼吸の仕方をして、同じ歩き方で歩いて、気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。誰かに習ったわけじゃないのに同じようにしか出来ない私も。どうして、どうして、どうして。生理現象が気持ち悪い。爪が伸びてくる。皮膚がくっついている感触、心臓の音。私は存在を再確認してしまう。苦しい。私は、誰?何だこの生き物は。私は、一体、何。
このままではいけない、コントミンとデエビゴを飲んで寝なきゃ。
血祭りと雨。
就労移行センターから帰ってきてすぐ、なんとなく体が怠くてベッドで横になったらそのまま4時間くらい爆睡をしてしまった。生理周期を晒すようで恐縮だけれど、きっと生理になったからだ。生理前と中は本当に永遠に眠れてしまう。ずっとネムネムday。夜もしっかり寝れます。
そういえば、抗鬱剤を飲む前は必ず生理の1日前に精神が不安定になって目が腫れるまで泣くのが習慣になっていたけれど、薬を飲み始めてから泣くことが無くなったな。嬉しいな。辛かったもんな。
今日も夜までマイクラをした。お友達と通話しながらマンションを建築した。ブロックをコツコツ積み上げていくのが楽しくて時間があっという間に過ぎてしまう。明日もやる約束をした。楽しみですの。
それではおやすみなさい。夢で逢いましょう。
あ、バイトの面接は落ちました。
面接とゲームday。
バイトの面接に行った。久しぶりに外部の人間と対面してきちんと話したので生命を感じた。思ったよりちゃんと喋れる自分を俯瞰して見ていた。なんだ、社会人出来てるじゃん私。今まで人と会話することなんて私には出来ないし自信も無いと思っていたので少し安心した。まだ社会と繋がっている。
今回のバイトは就労移行に通って就職するまでの繋ぎ(言葉は悪い)なので、働く期間が短くなることを伝えると店長代理の面接をしてくださった方が店長と相談して採用を決めると仰った。店長の代理の方はとても気さくで優しい方だった。一緒に働きだしたら性格が豹変するかもしれない恐怖はあるけれど(人間不信)、この人と働いてみたいと思った。
夜はゲームをした。マインクラフトをパソコンで何時間もプレイをした。友達と通話をしながら建築していたのでとても楽しかった。
正気と狂気。
誰か、私を騙してほしい。深く騙されたい。
私は神を信じない。そんなものは居ないと思うし、自分が危機に陥った時だけ都合良く祈るのは愚かだとさえ思う。
私は恋が出来ない。どうしても、人を心から好きになれない。好きな物はあるけれど、のめり込めない。夢にのめり込めず、現実を見続けるのが辛くて仕方がない。誰か、私を騙して。上手く、死ぬまで誤魔化して。どうか、正気を失わせて。
読書の季節は一年中。
夜。急に何もかもが不安になる。心臓がドキドキしてずっと崖のギリギリに立たされているような恐怖が襲い続けている。薬は飲んだ。お願い、早く効いて。
今日は読書を沢山した。まず、辻村深月さんの「かがみの孤城」を上、下、と読んだ。元々漫画で知っていて、以前映画も観に行ったので内容は知っていたのだけれど、やっぱり原作を読まないと始まらないので読んだ。やっぱり面白かった。
次に三島由紀夫先生の「真夏の死」を少し読んだ。この本は短編集になっているので三島由紀夫初心者でも読みやすいかと思って購入したのだけれど、すごく難しかった。
三島由紀夫先生の本を初めて購入した事には理由があり、私の好きな作家さんが揃いも揃って三島由紀夫という人物のことを書いていたからだ。そんなに多く名前が出てくる人物を知りたかった。そして読んだ。そしたらあらびっくり、言葉が難しいこと。でも、面白い。これからゆっくり読み進めていこうと思う。
最後に紅茶大辞典を読んだ。以前に引き続き、4章まで読むことが出来た。あと2章で完結。今回読んだ4章はフレーバー(ド)ティーとハーブティーについて詳しく書かれていた。どんな種類があるのか、ストレートで飲むのが良いのかミルクで飲むのが良いのか、歴史などがあった。どれも興味深くて面白い。あと2章で完結するので紅茶検定を受けるのが楽しみになってきた。
生きていて良かった日。
ライブが終わった。最高のライブだった。
沢山飛んだし沢山腕を振った。
立ちっぱなしで飛んだり跳ねたりしていたので腰がとても痛い。こんなに幸せな腰痛は無い。
ファンレターも無事回収BOXに入れることが出来たので嬉しかった。届け、私の想(重)い。
安定剤が効いているからか泣けなかったのと叫べなかったのが悔やまれたが、本当に幸せな時間だった。生声のなんと良いことか。
今回は声出しOKのライブだったので大いに盛り上がった。大学生くらいの男性ファンが多かった。民度が今まで行ってきたライブで1番良かった。だけど、皆緊張感が無さすぎて笑えてきた。ライブが始まる5分前、前の人はガチャを引いていたし、後ろの人は野菜炒めの話をしていた。なんだその緊張感の無さは。大変面白かった。私も今回は2度目ということもあり、あまり緊張しなかった。周りが大学の講義前のテンションだったので緊張感が無かったのかもしれない。
ライブ中、推しが「皆どう過ごしてた?」と質問した時、どこからともなく「学校辞めた!」「留年した!」と声が聞こえてきて皆大変だったんだな……ちゃんと生きてる……と思った。
ライブではギラギラのエフェクトとマシマシのライトに心臓に響く音響祭りで大変アツかった。途中の曲で3年前くらいに推しが今の名義に変わる前に歌っていた曲を歌ってくれて、激アツだった。思わず口を抑えてしまった。とんでもないプレゼントだ。長年推してきて良かった。
本当に、本当に、今日は最高のライブだった。是非また行きたい。次は叫ぶぞ。1年ぶりに生声を聴けて良かった。
今日だけは、生きていて良かった。