雨の匂いと夜空。

朝4時41分に目が覚めたので記録に残そうと思う。

あたたかいモコモコのパジャマを着て寝ていたので体がぽかぽかしている。対して周りの空気が冷たい。

カーテンの隙間から覗く外の光が水色に光っている。

空虚が広がっている。直していないままの狂った時計の音だけが鳴り響いている。真っ白だ、なんか真っ白だ、この時間。何処にも存在していないみたいだ。

 

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暗闇で目も慣れないまま手探りで拠り所を探している。何処を探してもあと一掴みが上手くいかなくて不安で押し潰されそうになる。何か、何か一つさえあれば私は生きていけるんだ。誰か、何か……。

クリープハイプの曲で「誰かがきっと見てるから誰でもない誰かが言った もうあんたでいいから見ててよ そうだよなだから「誰か」か」という歌詞がある。

皆誰かを待っていて、誰かに救われようと生きている。でも誰かはいつまでも誰かで、誰でもないから誰かだ。私も誰かで君も誰か。誰かを待って死んでいくくらいなら、死ぬ気で誰かを掴み取った方がいい。それでも誰かに縋り付きたくなるのは、誰かを神とでも勘違いしているからだ。都合のいい神などいない。自分で自分の人生を生きろ。何かに期待や依存をするな。

 

夜。ベランダで風を浴びた。

雨上がりの冷たくて湿った風のいい匂いがして幸せになった。

星も沢山見えた。綺麗だな。ずっとずっと、見ていたいと思った。明日は来る。

何も出来ない日。

朝の10時半、目を覚まして気がついた。

「あ、だめな日だ」

体に力が入らない。体が重い。起き上がれない。

そして夕方の5時半までずっとベッドに居続けた。トイレに行けなかった。ご飯を食べに行く気力が無かった。

まるでベッドに体が吸い寄せられているかのようだった。私の手と足と胴体は真っ黒な腕によって拘束されているようだった。

気持ち悪い。吐きたい、吐きたい、吐きたい、吐き方が分からない。

苦しい。泣きたい、泣きたい、泣きたい、泣く体力が無い。

どうして、どこから、こんなことになった?

穏やかな風、カーテンが揺れる。

朝。顔を洗うのを忘れる。(今まで1度も忘れたことが無かったのに、なんてこったい)

 

昼。散歩をする。うつ病なので、セロトニンを増やすべく沢山光を吸収してきた。セロトニンセロトニンと心の中で叫びながらキビキビ歩いた。

 

夜。双子のPちゃんとCちゃんに会いにいく。ご飯を一緒に食べる予定。99%の確率で一緒にお風呂に入る。50%の確率で泊まる。そして100%の確率でブルーロックの話をする。

 

以上。行ってきます。

薬漬けの日々と少しの逃避。

朝起きたらベッドから起き上がれなくて、力が入らなくて、あー今日だめな日だと思った。

とりあえず遅刻の電話をして頓服薬を飲んでしばらく寝た。13時、やっと起き上がることが出来たので支度をして出掛けた。

それにしても今日は沢山薬を飲んだ。ドグマチール2錠、パキシル2錠、デエビゴ1錠、頓服のコントミン1錠、ニキビの漢方、ビタミン剤、頭痛薬、鉄分のサプリ。あと最近食べてる肝油。いっぱい、いっぱいである。フルコースだね。

出来ればあんまり薬飲みたくないなあ。(どの口が言うか。あと君は飲まなきゃ死ぬでしょう)

 

家に帰ってきてからは蜂楽廻のことを沢山考えてTwitterやpixivを漁った。満足、満足。久しぶりのオタクライフ、最高。アニメもちょっと見返した。最高に格好良かった。

今日は早めにお風呂に入ったし、少し早めに寝よう。明日も頑張って生きるぞ。

ブルーロックを観ました。

蜂楽 廻、好きだ……。

 

 

 

ブルーロック、アニメ全話観ました。

熱い、熱すぎる。面白かった、ひたすらに。

久しぶりにアニメを観て熱く夢中になれた。

それぞれに過去があって夢に向かって走る姿も、自分自身の能力への絶対的自信も、喰らいついてでもゴールを決めに行くその姿も、敗北からでしか得られない絶望の乗り越え方も、覚醒のかっこよさも、心理戦も、全部全部が最高に良かった。

忘れられない私達にとっても大切な台詞も沢山あって、真面目なだけじゃないギャグもあって、本当に面白かった。

 

あ〜、サッカーやりた〜い。

夢。

あの子の夢を見た。

あの時の服で、変わらない可愛い姿で君はそこに居た。

私達は公園で、日が暮れるまで話し続けていた。今までを取り返すように。

懐かしくて、楽しくて、でももう戻らないから、少し寂しくなった。私はまだ時々君の夢を見る。

今日は何故か君の誕生日で、横断歩道を渡る時、君がはめていた腕時計の音が鳴り響いた。

ピ……ピピ……

私は足がもつれた。横断歩道を上手く渡れない。さよならを告げたのは私なのだ。

君のことが大好きだった。ずっと、今でもずっと。でも、もう会えない。

きっと、私はいつまでも君の夢を見続けるのだろう。